自然環境の土の作られ方を利用し、家庭で出る生ごみを自然に近い状態で堆肥に変えるコンポスト。 化学薬品を使わず微生物の力で良質な堆肥が完成するため、 安心・安全の肥料で家庭菜園などをすることが可能になります。
日々生活する中で出る生ごみをヒリョール&ヒリョリータに入れてください。 野菜や果物、魚・肉類シチュー・ラーメンなどの残り汁、天ぷら油の廃油、ヨーグルト、マヨネーズなど、ほとんどOK。 黒土の中にもともといるバクテリアなどの微生物が生ごみを分解してくれます。 夏場は3~4日、冬場は10日前後で生ごみが分解され、ふかふかの堆肥へと生まれ変わります。
自然環境の土の作られ方を利用して堆肥にしているため、化学薬品を使っていない良質な堆肥が完成します。 化成肥料の使用抑制等で地球温暖化の防止にも貢献。 「捨てずに活かす」。この一手間を続けていくことは、とてもエネルギーのいることですが、自然の循環の一助となって社会貢献し、その価値観を未来へ繋いでいく偉大な取り組みです。
出来立ての生ごみ堆肥をすぐに施肥せず、土と一緒に混ぜて1ヶ月以上寝かせましょう。 寝かすことにより、微生物の力によって発酵・熟成が進み、完熟堆肥へと変わります。 熟成せずに使用すると、生ごみの成分により地中のピシューム菌が増殖しやすく、根腐病などの原因となります。
ヒリョール&ヒリョリータで作る生ごみ堆肥は、土壌の酸性化を防ぎ、ふかふかの土を作る効果があります。また、水持ちが良く、水はけも良くなります。 普段捨てられる生ごみを堆肥の資源として利用することができれば、それだけで家庭ごみの3分の1を減らすことができます。 家庭ごみが減ると、焼却にかかるエネルギーを大幅に減らすことができ、ささやかな地球温暖化対策へと繋がります。
生ゴミから堆肥ができるまで